利益向上のために、経費削減を。

経費削減戦略

■エレベーター保守料金で経費削減

 マンション、ビル管理など、建物の維持管理費の中でエレベーターのメンテナンス経費は、結構な負担と言えます。そのエレベーターの保守点検費の経費削減を考える上で注目すべきは、この分野のエレベーターメンテナンス会社の現状です。数年前の市場の開放により、それまでメーカー系企業の独占市場であったのが、現在独立系といわれるメーカー系ではない、保守・メンテナンス業務を主とする企業の参入により、競争原理が働きサービスの質を保ちながらも、コストの低価格化が行われています。こういった事情を背景に、エレベーターの保守料金についても経費削減を行うことが可能と言えます。

■フルメンテナンスとPOG契約

 エレベーターの設備保守管理契約には、フルメンテナンス契約(FM契約)POG契約の2種類あります。それぞれの契約には、実際の作業内容に違いが出てきます。

フルメンテナンス(FM契約)

 交換時の部品なども含まれた契約です。フルメンテナンス契約とは、経年劣化した電気・機械部品の取替えや修理費を契約内で含み、常にエレベターを専門業者が最良の状態維持していくことを約束するといった内容の契約になります。

POG契約

 POG契約とは、電球やリレー接点などの小額の消耗品の交換と、潤滑材の補給およぴエレベーターを定期的に点検・清掃・給油・調整程度のみを行う契約内容です。交換時の部品代などの費用がその都度必要になります。高額の部品の修理や取替えは、契約内容には含まれていません。

■どの契約が経費削減になるか

 では実際、フルメンテナンス(FM契約)とPOG契約のとちらが経費削減に繋がるのか。エレベーターの修理に掛かる費用の事例を下記に述べてみました。

  1. 水が入りそれが原因でショート。基盤が損壊した場合(修理費約150万円)
  2. 突発的なショートで故障した場合(修理費約100万円)
  3. 落雷で過電流が流れ故障した場合(修理費約80万円)
  4. 異物がドアにつまり故障した場合(修理費約35万円)
  5. 移転、引越しなどで荷物がドアにぶつかりドアフレームが曲がってしまった場合(修理費約15万円)

 上記に述べたことを考慮すれば、エレベーターの保守点検契約はFM契約を選択したほうが安心と言えますが、料金面だけを見れば当然高くなってしまいます。加えて、築年数が15年程度以上経過した建物ではこの契約は結べないこともあります。エレベーター自体が新しいうちは、故障が少ないのでPOG契約で安く済ませる方法もありますが、年を経るごとに故障箇所が増えたりなどしてきた時に逆に費用負担が重くのしかかってくる場合も考慮しておかなければなりません。したがって長期スパンで見た場合には、どちらが良いとの判断は難しいと言えるでしょう。ただ、現在FM契約をしていて、単純に金額が安いからといって、後になってPOG契約に切り替えることは余り得策とは言えません。それぞれの環境や状況をふまえた上で、選択するしかないと思います。それぞれの契約の料金の相場は、FM契約は月額5〜6万円台、POG契約は4〜5万円台が主流のようです。メンテナンス会社によっても金額設定が異なりますので、事前に確認が必要です。

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最終更新日:2019/5/24